履修の記録②1年後期

こんにちは、のんろそです。

f:id:HpnG19:20210210000144p:plain

画像

画像ですね。

 

さて、大学4年間で履修した科目について一言ずつ書くやつの2つ目、1年後期(1Aセメスター)の振り返りです。

1年前期の振り返りはここにあります。

 

hpng19.hatenablog.com

 

 

英語二列S(FLOW)(A1ターム)

英語のスピーキングの授業。

コミュニケーション能力が壊滅なのでスピーキングの授業は嫌だなあと思っていて、案の定めちゃめちゃ辛かった記憶がある。なんか課題に沿って英語を喋っている自撮り映像を毎週提出する必要があって面倒だった。音読・発音練習とか(小中高でもさんざんやったであろう)自己紹介や好きなもの紹介とかならまだしも、ディベートは本当に嫌だった。議論に勝ち負けを付ける発想がわからん。

かなりうろ覚えであり想像による補完が多分に含まれているが、「年老いた退役軍人、料理人、妊婦、元犯罪者の屈強な男性、…という集団が無人島で暮らすときに命を優先させる2人を決めましょう」みたいな議題で議論するときに、教員が「この議題には落とし穴がたくさんあります、相手グループの反論に、(女性・老人)は強くないので役に立たない、元犯罪者は怖いからというような差別的な表現を見つけたらラッキー☆、ポリティカルコレクトネスによって自動的に勝利です。」みたいなノリで話していたのがマ~ジでキツかった。キチィ~↑(発狂くん

 

英語一列②(A2ターム)

英語のリーディング(・リスニング)の授業。

①の試験対策を割と真面目にやったせいで習熟度別のクラスのグレードが上がり、教科書本文の確認半分、全然関係ない教員の趣味みたいな授業半分みたいな感じになった。映画とか見た気がする。何も覚えていない。

 

英語中級

※怖い画像が出てきます

教員によって内容は千差万別である英語中級の授業だが、自分が受けたのは妖怪や幽霊、化け物などに関する民俗文化について英語で学ぶというものだった。グループワークがあったり最終課題として1000 Words以上(基準はうろ覚え)のエッセイが課されたりして負担は大きかった(実質ALESAとか呼ばれてた)が、題材が面白かったので良かった。駒場キャンパスに関する嘘の都市伝説をでっちあげるみたいなグループワークが一番楽しかった記憶がある(前期教養の必修には第二外国語のクラス制度を利用したものが多く、陰キャであっても教室の半分知り合いの状態で講義を受けるなんてことも普通にできた)。最終エッセイでは「人間に変身する動物が登場する民話の分類と考察」というのを書いた。調査とかしたわけじゃなくてまさにその内容の書いてある本を1、2冊読んでまとめただけだが、結構面倒だった。

f:id:HpnG19:20210314013306p:plain

怖すぎる講義情報ページ

 2期放送の前後は本当にゆゆゆの話ばっかしてた。

 

ところで、記事が書けたので投稿したら不意打ちで上の怖い画像がサムネに出てきてマジで怖かったし、TLに対してテロ行為をしてしまい申し訳なさで非常に落ち込んでいます。別の画像をサムネに設定しても、なぜか改めてシェアするときに変わらなかったので仕方なく画像の画像を冒頭に挿入しました、怖い。※今は多分うまく直せているはず

 

イタリア語一列②

第二外国語であるイタリア語の授業。

文法もそこそこに、長文の読解をひたすらやった記憶がある。最初の題材はPrimo Levi(Wikipediaリンク)というイタリアの化学者・作家の"Il Canto di Ulisse"というエッセイで、これはアウシュヴィッツからの生還者である著者が強制収容中の体験をダンテ『神曲』の引用を交えつつ語るという内容である。初学者に読ませる文章か!?(めちゃめちゃ難しかった)

ダンテみたいな、日本なら古文を知らないと読めないような時代の文章を現代語の知識でだいたいカバーできるというのはイタリア語のものすごい特徴だと思う。

また、講義の時間で『これが私の人生設計』(Wikipediaリンク)という映画も見た。普通に内容が面白かった記憶がある。イタリア映画面白いかもしれん。

 

微分積分学②、線型代数学②

必修の数学の講義、微積・線型それぞれ週1コマ。

相変わらず説明が難しくてよくわからなかった(試験勉強はマセマ使った)が、微積線型代数自体はハチャメチャに大事なのでドロップアウトしなくて良かったと思っている。行列の対角化とかどうせ何回も習い直す羽目になるけど、それはそれで良いんじゃないかな(感傷)。

なんか線型代数の講義開始前に学生の弾き語りが始まって拍手喝采みたいな謎の事件があった記憶があるけど、記憶が曖昧過ぎるし講義関係ねえ。

 6月だから後期じゃなくて前期だわ。まあいいか。

 

微分積分学演習、線型代数学演習

数学の演習の講義。合わせて週1コマ。

講義のやり方は前期の時と一緒。やはり教員のマイクへの息の掛かり方は健在。演習問題にABC予想を載せるユーモアをかましてきたことがあった。証明に700ページくらいかかりそう。

 同じ講義を受けていた人のツイート(勝手に埋め込むな)

 

構造化学

詳しくないのでよくわからないが、量子化学の初歩初歩の初歩の講義。必修。

球面調和関数とか井戸型ポテンシャルとかそういうやつ。自分の専門は量子力学とは無縁なのだが、ツイッター量子力学にまつわるあれやこれやが流行った時に、「量子力学の初歩だけでも学んでおいた方が良さそうだなあ」と思ってヨ〇ノリの入門講義の動画を見たら、パート6くらいまでこの講義で既習だったということがあった。それ以上のことは何にも覚えてない。

 ツイートしたことのあるエピソードはよく覚えている

 

電磁気学A

高校物理既修者向けの電磁気学の講義。

内容は高校電磁気の微積を用いた書き直し、マクスウェル方程式、鏡像法、ビオサバとか(多分もっとある)。ベクトル解析の基本は数学の講義より前にここで習得する。異常カリキュラム(前記事の熱力学の項も参照)。教員が資料を冊子にして配ってくれたのでとてもありがたかった。

木曜2限の講義で、1限が空きコマだったためサボりがちになってしまい、せっかく(大学教員には珍しく)教育者気質で、熱意のある教員だったのに内容を全然身につけることができなかった。当時はまだ真面目で、サボりがちなのはこの講義くらいだったので、期末試験の勉強は前もって始め、結構頑張った記憶がある(そうしないとマジで単位を落としそうだった)。講義は出たほうが良い(教訓)。

 

 

 ゆゆゆ脳

 

基礎実験I・II(物理学)(A1・A2ターム)

必修の学生実験はIからIIIまであり、それぞれ1A1、1A2、2S1タームに割り当てられている。そして、実験の内容を「物理→物理→化学」「化学→化学→物理」「物理・化学・生物(順番がどうなっていたのかは知らない)」から選択することができる。そこで自分は物理→物理→化学を選んだというわけである。

13種目の物理学実験を毎週行い、原理・方法・結果・考察を実験ノートを書くという非常に負担の大きな内容だったが、理系の大学生はだいたい皆これに近いことをやらされている気がする。習ってない内容の場合原理を書くこと自体が勉強になったりして面白かった(なお、負担)。サイコロを振りまくる、ガイガーカウンター霧箱の実験、円柱転がして慣性モーメントのお勉強、剛体振り子(ケーターの可逆振り子)とストップウォッチで重力加速度計測、etc...と実験自体は愉快な内容だった。3、4限ブチ抜き2コマの実験だが、ほぼ100%の確率で延長し、ヤング率(簡単に言えば、金属材料などの変形しにくさの指標)の測定という実験に至っては、装置を組むだけで1時間以上かかって帰るのが18時過ぎになった記憶がある。

よく、基礎実験は化学の方が負担が軽いので物理物理化学より化学化学物理をとろうとする人がいるけど、自分は機械系に行きたかったから、実用的な意味で物理2つにしといて良かったなと今では思っている。

 

 

 

 

たまに隣の部屋から奇声が聞こえてくる

 

身体運動・健康科学実習II

保健体育その2。

自分がとった種目はフィットネスで、内容はひたすら筋トレをするというものだった。毎回どんなトレーニングをしたのか記録を付けて、持ち上げられる重量や体重の変化を可視化した。アームカール! デッドリフト! 学期末にレポート課題があって、なんでやねんという気持ちになった(コロナ禍の学生はもっと大変だったんだろうけど)。

余談だが、トレーニングに適した服装から着替えるのにその辺で服を脱ぎだす男子学生が結構な数居て(別の建物の更衣室で着替えるか体育館2階を利用するようにという指示がされている)、有名なツイッタラーでもあった女子学生がきめえしありえんみたいな苦言を呈してツイッターが盛り上がったことがある。いくら男女比が偏っているとはいえ、大学を本気で男子校と捉えるのは良くない。

 

アルゴリズム入門

ここから4科目は必修ではなく総合科目。

プログラミングやアルゴリズムに関する講義。

言語はRuby(最近はPythonを使うようになったらしい)。プログラム上で数式を使うことで絵を描いてみようという最初の課題がとてもとっつきやすく、プログラミングガチ初学者の自分にはありがたかった。

他の内容は覚えていない。他人の講義感想で「僕自身幼いころからアルゴリズム体操などでアルゴリズムに親しみ~」みたいなのがあって面白かった記憶がある。

f:id:HpnG19:20210314013720p:plain

作った画像。グラデーション、乱数、論理演算とかをいい感じにアレしていて基礎の確認には良かったと思う。フラクタル図形とか描いてる人もいて面白かった。

 

現代工学概論

工学に関するオムニバス講演、実質的に工学部の宣伝講義。

工学部学科への進学に対する履修点が付く(これを取るだけで自動的に進学選択の工学部評点に加点がなされる)講義だったのと、総合D系列で理系学生には文系科目扱いとなるため履修した(進学選択のシステムの解説は面倒なので略)。

毎回ワード1、2枚分のレポート(感想文)を要求されるので面倒だったが、基本的にお話を聞くだけなので気楽だった。同じ工学部とはいえ様々な分野の話が聞けるので面白かった。あんまり覚えてないけど。履修点はあれど、そもそもの点数が低かったのでもっと真面目にレポート書けばよかった。

 

古典語初級II(ラテン語

ラテン語初級の講義。

IIとなっているが、秋学期始まりの通年講義の前半部分である。後期の講義であるせいで仕方なくこういう名前になっているらしい。

僕は「大学4年間で最も印象に残った講義は何ですか?」と聞かれたらまずこの講義の名前を挙げるくらい、この講義が印象に残っている(聞かれたことないけど)。

まず予習の量が半端じゃない。30数章ある教科書を、1年掛けて毎回1章または2章分進めていくという狂気のスケジュールである。英語一列よりもテキストの予習の分量が多い。また、教科書は全てラテン語で書かれている。日本語が無いのは当然として、英語も裏表紙の出版情報にしか無く、あとは注・文法解説含め全てラテン語で書かれている。ちょっと意味が分からないと思うが、例えば第1章は

"Rōma in Italiā est."
"Italia in Eurōpā est."
"Graecia in Eurōpā est."
"Italia et Graecia in Eurōpā sunt."

という、義務教育の英語くらいしか外国語に馴染みのない人でも、載ってる挿絵から何となく類推できるレベルのメチャクチャ簡単な文章から始まり、段落・章が進むにつれ少しずつ語彙と文法要素を増やしていくという方式(ナチュラルメソッド ――赤子が母語を習得するように―― と呼ばれている)を採用している。ただやはり単語の暗記を疎かにしていると途端に解説についていけなくなるので、暗号解読みたいで面白いと思っていたのも初めの数週間だけ、見事に落ちこぼれてしまった。

履修人数の少なさも半端じゃなくて、初回から10数人しかいなかった。

試験前には名詞の曲用と動詞の活用にガチビビリしていた。試験は「ラテン語以外の言葉を用いないでください」とかいう注意書きがあったり、自由羅作文があったりパワーがすごかったが意外と良い点数が来た。

古典語の中でラテン語をやるメリットとして、英語の高級語彙や2外のイタリア語への影響がめちゃめちゃ感じられて楽しいというのがあると思う。あとはサンスクリットヘブライ語ギリシャ語に比べれば絶対にとっつきやすい。あと何といっても単語がいちいちカッコ良いというのが一番だと思う。中二病の気質がある人には是非とも大学でラテン語を履修してもらって、存分にビビって欲しい。

 なんか調子乗って3冊も買っちゃったけど一番左の1冊(教科書)だけで良い

 格変化(ごく一部)

 動詞活用表(前半の講義分)

 ラテン語以外の言葉を使わないでください。(迫真)

 

ラテン語の講義を受け始めてから、エルフェンリートというアニメ(見たことは無い)のOPやスマブラXのオープニングの歌詞がラテン語であることを知った。また、ちょうどこの講義を履修している時期、『宝石の国』というアニメで黒沢ともよさんが歌う特殊エンディングにラテン語の歌詞があり、めちゃめちゃテンションが上がっていた。

 アンターーーーーーーク!!!!!

さっきも言ったけど、ラテン語をやると作品に出てきがちなかっこいいカタカナの解像度がだいぶ上がるのでオススメです。

 

図形科学A

3DCADと3DCGの入門講義。

人気の講義で、負担は大きいが楽しくて実用的(専門でCADを使いそうな人にとっては特に)。CADソフトはAutodesk Inventer、CGのソフトはAutodesk 3ds Maxを利用する。ソフトの使い方を習っていくうちに円柱→お父さんスイッチ→正十二面体という風に複雑な形(例が微妙すぎる)を作れるようになっていったのが嬉しかった。大学のPCを使う教養の講義全般に言えるのだが図形科学Aでは特に、他人のすげー作品を見るのがとっても楽しかった。

 円柱

 お父さんスイッチ

 正十二面体

 プリセットのteapot

 レンダリング、視点の変更

f:id:HpnG19:20210314034106p:plain

最終提出物(ビデオ)の切り取り

正四面体と立方体と斜方立方八面体による空間充填の様子

 

以上、1年後期の週15コマ(27単位)ぶんの記録でした。

多いし、長い!