こんにちは、のんろそです。
真面目な話題や長文はツイッターよりこっちの方が良いと聞いてブログを開設したものの、無事完全に放置されています。
なんか書きたいという思いはあったので、とりあえず大学4年間で取った授業の振り返りでもしていこうと思います。1セメスターずつ書けば8記事になる…!
というわけで1年前期の振り返りです。
- 英語一列①(S1ターム)
- 英語二列W(ALESS)
- 英語中級(S2ターム)
- イタリア語一列①、イタリア語二列
- 数理科学基礎(S1ターム)、微分積分学①・線型代数学①(S2ターム)
- 数理科学基礎演習(S1ターム)、数学基礎理論演習(S2ターム)
- 熱力学
- 力学A
- 身体運動・健康科学実習I
- 情報
- 初年次ゼミナール理科
- 有機反応化学
- 基礎統計
- 記号論理学I(理科生)
英語一列①(S1ターム)
英語のリーディング(・リスニング)の講義。
S1タームというのは、4か月あるSセメスター(大学によって夏学期、春学期、前期、奇セメなど呼び方は様々だろう)のうちの前半2か月のことである(後半2か月ならS2ターム)。
教養英語読本Iという英語の長文がいっぱい載ってる本を読み進めて、毎週単語テストをやって成績をつけるみたいな、どちらかというと高校の英語の授業と大して変わらないような講義だった。文章は結構難しかった気がする(記憶が無い)。センター試験みたいな期末試験だったけど、割と対策したので(対策したせいで)点数は良く、英語一列②の時は1段階上のG2クラスに入ることになった(習熟度別で3つにグループが分かれていてこの時はG3だった)。
英語二列W(ALESS)
英語の授業その2、Wは多分WritingのW
かの有名なALESSである。自分で科学実験をして英語の論文を書くという学部1年にとっては試練でしかない授業。実際負担も一番大きかった。今思い返してみると卒論を書くときに引用の仕方(クリアファイルに書いてあるやつ)とかそいういうので役に立ったかなとは思う。ALESSが前期にある組と後期にある組があるが、後期にある組は基礎実験と被るのでマジで負担が重くなり、前期にある組は基礎統計の履修が終わっていないのでガバガバな分析をすることになる。自分は前期だったので統計のことが何もわからず、差があるかどうか見るのに検定とか1つも使わずに「見た感じあんまり変わりませんでした」で締めた気がする。まあ英語の授業だしいいのか。
ALESS懐かしいな pic.twitter.com/vRuFa4C2Ft
— のんろそ (@HpnG19) 2018年11月2日
当時のスタプラの記録
英語中級(S2ターム)
講義の種類としては必修じゃなくて総合科目だけど、制度的には取んなきゃいけないから必修だろ!という、まあよくわからん科目が英語中級である。教員によって全然講義の内容が違うが、自分が受けたのは英語で記述された日本史(特に第2次世界大戦)の資料を読むという内容の講義だった。段落ごとに和訳の担当者が割り当てられるので、自分の担当になった部分を訳すのに必死だった(逆に言えばそれだけで良かったので受講の負担は小さかった)。担当者は和訳を発表する前に担当箇所の英文を音読させられるのだが、カタカナ発音で読んでる人間が1人も居なかったので感心した。
イタリア語一列①、イタリア語二列
講義の名前は違うが教員は同じだったので週2コマの講義として行われた。第二外国語の選択でよくスペイン語を選ぶ理由に「発音がローマ字読みで良い」とか「(選択できる言語の中では)一番文法が簡単」などという人がいるが、ローマってどこにあるか知ってますか??と言いたい。だいたいイタ語選択にも同じメリットがある(文法が簡単かどうかはさておき…ロシア語よりは簡単だろうけど)。講義は面白い教員の雑談(この「面白い」は教員に掛かる)が半分を占めていたような記憶がある。英語とエスペラント以外では初めての語学学習であったため、動詞の活用などに苦しめられた。
余談だが、目的語が代名詞のとき動詞に前置するみたいなことを習ったときにツイッターのアカウント名を「のんろそ」にしたという経緯がある。(nonが否定、loが「それを」、soが"I know")
なんか自分で文章書いていて不安になってきた。支離滅裂になってそうで怖い。あと今のところ何も面白いこと言ってない。まあいいか。
数理科学基礎(S1ターム)、微分積分学①・線型代数学①(S2ターム)
数学の講義、週2コマ。
教養の数学の講義は異様に難しいのでわかんなくてもヘコまなくて良いと思う(謎アドバイス)、間違いなく数学科の教員が講義するからだろうけど。とにかく高校までの数学は色々なズルをしているというメッセージを受け取った。定義や証明の難解な部分はともかく、集合論の記号とかハイパボリックなんちゃらとか、テイラー展開とか重積分とか行列の性質とかはその後かなり使うことになるので重要だったなと今は思っている。
これ受けてるときは「いやエキスポネンシャルとか初めて聞いたわ」みたいな感じだったけど今じゃ普通に皆言ってるし、教育って偉大なんだなと思った。
数理科学基礎演習(S1ターム)、数学基礎理論演習(S2ターム)
間違い探しみたいな科目名の数学の演習科目。
問題配布→解けるだけ解く→解説という流れなのだがマジで問題が難しすぎて意味わかんなくて何やってたのか全く覚えてない。ABC予想の望月教授の弟子で京大出身の、さかなクンと田中秀和を足して2で割ったような感じの教員が解説の時にヒートアップしてマイクに息がかかりまくってたのをよく覚えている。
熱力学
熱力学の講義。
熱力学とかいう人生で3回も(高校・教養・専門)習ったのに何もかも忘れてしまった科目。偏微分の概念は数学の講義より先にここで導入される。マセマで勉強したから高校レベルの熱力学に積分導入して熱サイクルの問題解くみたいなのはできる状態だったのに、期末試験では全4問中1問が真空が絡む問題でもう1問が相転移の問題だったので爆発四散した記憶がある。あとは0℃と100℃の温度差を利用した熱機関を作っても、理論値ですら熱効率約27%ということを知って熱力学第二法則に絶望してた。まあこればっかりは魔法少女を絶望させる以外の解決方法無いんで仕方ないですね。
熱力学のマセマをゴリゴリ進めてたら0℃の低温熱源と100℃の高温熱源を利用した熱機関の熱効率が理論の上ですら最大26.8%と知って世界に絶望してる。
— のんろそ (@HpnG19) 2017年7月17日
勝手にしてろ
力学A
高校物理既修者向けの力学の講義。
教員は、しゃがむのではなく、大きく足を広げることで身長を低くして黒板の下の方を書くという独特な板書方法をとる超ひも理論の研究者であった。教員が再履生に大人気だったため異様に人数が多く、初回の講義で教室変更が行われたような記憶がある。実際この講義の成績は4年間で唯一の満点(100優上)であった。でも内容はあんまり覚えてない。
身体運動・健康科学実習I
通称スポ身、体育の授業。
初回に体力テストみたいなのをやらされる。それ以降は人によってさまざまな種目に分かれることになる。自分は陸上を選択した。ひたすらトラックを走ったら終わりというシンプルな授業だった。(25分くらい必死こいて走れば終わりなので)めちゃめちゃ授業が早く終わって嬉しかった記憶がある。健康科学実習部分として、室内でなんかやった気がするけどあんまり覚えてない。自動車教習でやらされるのとだいたい同じAEDの演習はやった気がする。あんまり覚えてない。
情報
文理問わず必修の情報の講義。
大量のPCが並んでいる部屋で行われる。内容はあんまり覚えていないが、とにかくターミナルを開いてコマンドで操作するというのはここで叩き込まれた記憶がある、cdとかlsみたいなコマンドは当然今でも息をするように使うわけで。ホームページを作ってみようみたいな課題が出て初めてHTMLを書いたが、その後特に役に立つ機会はなかった(ただしこのブログを開設したので役に立つかも)。
教員がとても嫌な人だった。たとえば、「課題を解いて、report.txtを提出してください」と言われたときに、特に何も考えずに「(名前)report.txt」を提出したら、1週間以上後になって「減点理由:ファイル名」とだけ書かれたフィードバックを返すような人だった。ファイル名で減点するなら言っといてや。課題は毎週出てるんだから次のやつも減点じゃねえか。
ちなみにこの話はツイッターでもう既に3回くらいしている。
初年次ゼミナール理科
通称初ゼミ。
成績が合否のみで評価される授業。人によって全く内容が違う。自分はMEMS(めちゃめちゃ小さい電子・機械部品)技術についての話を聞いたり調べ学習をして発表をしたりするという内容だった。
有機反応化学
ここからの3科目は必修ではなく総合科目。
今は違うらしいが、当時は有機化学が出てくるような必修授業が存在しなかった。なので(?)この科目を選択する人が多かったし、自分も流されて履修した。求核置換反応とかルイス酸とか習ったけど全然覚えてない。化学は高校範囲含めて忘れてしまった。かなしいね。ただ、教員の説明はわかりやすくて(板書が丁寧で電子の移動がよく分かった)聞いてる間はとても納得していた記憶がある。
「い…犬吠埼樹です。あそこで飛んでるのはσ-錯体」 pic.twitter.com/6gtBSiFKSH
— のんろそ (@HpnG19) 2017年6月28日
有機反応化学テスト直後
— のんろそ (@HpnG19) 2017年7月31日
友だちに「どうだった?」と聞かれた時のぼく pic.twitter.com/T3locOuwPv
単位は来た
基礎統計
確率・統計の講義。
統計は大事なのでこれもみんな取ってた気がする。大学合格後の春休みに数IIB青チャートの確率統計部分(高校では未履修だった気がする)をやったおかげで序盤は既習だったので嬉しかった記憶がある。統計は大事なのでもっとちゃんと聞いとけばよかったと後悔している(月曜1限だった)。
記号論理学I(理科生)
記号論理の講義。
総合科目は文系っぽい科目もいくつかとらなければならないのだが、この記号論理学は内容は記号論理だけど文系科目扱いになるのでお得だとして履修する人が多かった。今思うと教養課程とは一体という感じだが、自分も流れで履修した。「かつ」「または」「ならば」「でない」「ある」「すべての」をひたすら組み合わせていくのが面白かった記憶がある。あとド・モルガンの法則のうちの1つを導くのがかなり大変だった記憶がある。
鬼束ちひろの『私とワルツを』という曲を聴くとサビのところでいつもこの講義の内容を思い出す。
記号論理学のド・モルガンの3番だけわからなくて答え見たらコレだよ…わかるかんなもん pic.twitter.com/fnUvy61fdU
— のんろそ (@HpnG19) 2017年5月11日
— のんろそ (@HpnG19) 2017年11月30日
書いてて思ったけど(記憶がある)=(ツイートした記憶がある)だわ
以上、1年前期の週15コマ(29単位)ぶんの記録でした。
めっちゃ多い。